こんにちは。今日はおすすめの英語学習教材についてお話しします。今こそ国際結婚をし、英語の翻訳業務などの仕事をこなしていますが、実は私は英語が大の苦手でした。そんな私がどうやって英語を使った仕事をこなして、国際結婚、海外移住を実現させたかをご紹介します。第1話の英会話スクール編はこちらから。第2話の留学編はこちらから。

英語のシャワーを2年間以上浴びる事、ネイティブの友達作り、英会話レベルの高い人との会話練習、アカデミックな環境での学習など、英語学習の秘訣をお伝えしてきました。今日は、家での英語学習用に、私が実際に使って良かった教材を中心におすすめの教材をご紹介いたします。

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1. 英文法の勉強に、これさえあれば完璧!

英会話教室はネイティブスピーカーの先生が英語で教えてくれるクラスがおすすめと第1話でお伝えしました。しかし、文法を漏れなくきっちりと学ぶためには、家での復習がとても重要です。何故ならネイティブの先生に教わると、英語脳が刺激され英語力はグッと伸びますが、英語の理解力によっては、大切な文法の取りこぼしが出ることもあるからです。私のおすすめ英文法書は「マーフィーのケンブリッジ英文法」シリーズ。細かい文法の説明に加え、簡単な問題集までついていて、文法書+問題集という位置付け。1冊あれば、後々「あれ?」「なぜ?」というタイミングで過去に習った文法へ戻って調べるのにも役立ちます。他の文法書では「なぜ?」が解決されないまま、気づいたらほったらかしにしていた私。この「マーフィーのケンブリッジ英文法」では細かい部分まで分かり易く解説しているので、必ず腑に落ちる回答が得られるはずです!初級編と中級編があるので、両方持っておくことをおすすめします。

マーフィーのケンブリッジ英文法 初級編

サンプルはこちら

マーフィーのケンブリッジ英文法 中級編

サンプルはこちら

2. 英語がみるみる上達する英単語教材

英語がみるみる上達するキーポイントは実は英単語の数にあります!!とにかく沢山覚えれば、それだけ話せる内容も、書ける内容も増えるのです。英会話においてスピーキングでは文法が多少間違ってても、英単語さえ言えれば、伝わることが多いもの。リスニング力も英単語力があれば、それなりに会話に付いていけるようになるはずです。そのほか、例えばTOEFLのテストなどでも、「わかる単語」が多いだけで、圧倒的に正解率が上がります。ちなみに私は大学受験用に速読英単語系の教材を使ったことがありますが、あまり英会話という観点では成果を発揮しませんでした。今すぐ使う日常単語として脳内にインプットされていなかったため、試験が終わり次第全て忘れてしまうような記憶に留まりました。そこで私がおすすめするのは英会話上達に役立つ、イラストと一緒に覚えられる英単語の学習教材です。まずは肩肘張らずに始めて、長く続けることを目標にしましょう。

起きてから寝るまで英単語帳

イラストだから覚えられる 会話で必ず使う英単語1100

3. 英会話の予習におすすめの教材

英会話の練習にネイティブの友達作りをおすすめしましたが、例えばボーイフレンドやガールフレンド、朝から夜までみっちりテキストメッセージを送ってもOKなランゲージエクスチェンジパートナー、電話でちょっと話せるような相手ができた場合は英会話を練習するチャンスです!そんな時は言ってみたいフレーズをあらかじめ練習しておきましょう。

起きてから寝るまで英会話 口慣らし練習帳

4. TOEICの勉強方法とおすすめ教材

さて、文法学習や英会話用の自宅学習教材をお伝えしてきましたが、ここでは自分の英語力を証明できる検定試験TOEICのための学習教材をご紹介します。

TOEICは国際コミュニケーション英語能力テスト”Test Of English for International Communication”の略です。TOEICの点数を上げたいと思っても、なかなか思うように勉強が進まない方も多いはず。私も苦手意識がかなりありました。現在私は900点近くありますが、過去には失敗もしております。そこで気がついた事は下記3点でした。

(1)わかる単語の量で結果が左右される
(2)傾向に沿った問題集の反復練習が大切
(3)時間配分が重要

(1)わかる単語の量で結果が左右される
「わかる」単語があれば、リーディングもリスニングも問題と解答のキーがつかめます。逆に全くわからない単語が出てきてしまうと、その問題は当てずっぽで答えるしかありません。単語量が増えた頃、私のTOEICの点数が上がったことは言うまでもありません。そんなTOEIC点数アップにつながる単語を覚えるための学習教材をご紹介します。

下記アルク出版の「キクタンTOEIC L&Rテスト」シリーズは、目で見て、書いて覚える以外に、通勤などの隙間時間に耳で聞いて定着させることができる教材です。目指すTOEICの点数ごとに本が別れているのでレベルに合わせて選べるのも◎ また赤色シート付きで単語をどの程度覚えたかを確認できるので学習しやすいです。

キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 500

キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 600

キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 800

キクタンTOEIC L&Rテスト SCORE 990

そして、TOEIC600点から990点レベルに対応した英単語を1冊に網羅した合本版もあります〜

キクタンTOEIC TEST SCORE 600/800/990 合本版

次にご紹介するのが、ロングセラーの「TOEIC L&R TEST英単語スピードマスター」。カテゴリーで単語がまとまっているので、使いやすくおすすめです。TOEICによく出る3000語を収録し、さらに例文や派生語が充実しており、出題単語を全体的に網羅して覚えたい方にぴったりです。こちらも赤色シート付きで単語をどの程度覚えたかを確認できるので学習しやすいです。

TOEIC L&R TEST英単語スピードマスター

そのほか、TOEICを主催する国際ビジネスコミュニケーション協会が公式に出版する単語学習用の教材もあります。「公式」だけに、TOEIC過去問に出た例文で単語を学べるので、効率的!

TOEIC® Listening & Reading 公式ボキャブラリーブック

(2)傾向に沿った問題集の反復練習が大切
すでに「英語」をだいぶ習得していた私も、TOEICで失敗したことがあります。それは、TOEIC専用の問題集の反復練習を疎かにしていたからでした。TOEICは出題の傾向が決まっているため、出題の傾向をつかむまで何度も問題集を解くことが成功への近道です。

TOEICで高得点を出すためには、TOEICを主催する国際ビジネスコミュニケーション協会が公式に出版する下記問題集の購入がおすすめです。年に1回ぐらい新書が出るので、時間の許す限り、新しいテキストから古いテキストへと順番に潰していくことをおすすめします。

公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 9

公式TOEIC® Listening & Reading 問題集 8

TOEICを初めて受験する方や、まずは500点に到達したい方向けの教材も国際ビジネスコミュニケーション協会から出版されています。500点を超えるために確実に正解すべき問題を中心に、正解の導き方や基本的な取り組み方を学べます。

公式TOEIC® Listening & Reading 500+ 

TOEIC800点以上を目指す方はこちら。難問の解法に特化した教材です。
過去のテスト結果のデータに基づき正答率が低かった問題を厳選しています。

公式TOEIC® Listening & Reading 800+ 

そして、そんなTOEIC800点以上を目指している方に朗報です。米国の国際ビジネスコミュニケーション協会の公式サイトからは、過去問のオンラインテストをネット注文することも可能です(ペーパーブックは日本への発送が不可)。こちらは全く同じ問題が出ることもあるので、かなりおすすめ。英語に自信のある方は、下記よりご確認くださいませ。(注意:外部の英語サイトになります)

https://v2.ereg.ets.org/ereg/public/testPrep/viewtestPreparation?_p=TEL

5. これなら続く! おすすめの英語勉強法

TOEICで少しかたい話になりましたが、とにかく英語はリラックスして楽しみながら長く続けることが大切です。私も挫折を何度も経験しました。けれども、続けていればあなたの道は開けて、願っていればいつしか夢は叶うのです〜

そこで楽しく英語を学べるおすすめの英語勉強法をお伝えします。

(1)Netflixで英語脳を磨く
(2)英語のニュースメディアへの登録
(3)アプリやオンライン教材の活用する

(1)Netflixで英語脳を磨く
最近はNetflixやAmazonプライムなど映画のサブスクリプションが人気です。私もNetflixやAmazonプライムで映画を観まくっている一人です。特にアメリカのTVシリーズ(ドラマ)は、日常会話でよく使う単語や言い回しなどを覚えるのに効果的。英語が初級レベルの方は、日本語字幕をつけて楽しむことをお勧めします。中級以上の人へは、字幕も英語というのがおすすめです。

Amazonプライムとは
月額500円で、会員対象の映画やTV番組を楽しめるほか、本や雑誌など数百冊に追加料金無しでアクセスできます。さらにはAmazonで商品を注文する際は、最短翌日のお届けサービスを「無料」でご利用いただけます!Amazonプライムは加入して損はないと思います。英語の勉強と思えば、かなりお安いですよね。30日間の無料体験も実施しているので、ぜひお試しください。

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第1話の英会話スクール編でも触れましたが、「英語脳」と言う言葉を聞いたことはありますか?英語脳とは、英語を英語で理解できる脳のことを指します。英語脳を鍛えることも、英語がみるみる上達する秘訣です。例えば “This is a pen”というフレーズのように、わざわざ日本語にしなくてもセンテンスで意味がわかっていれば、時間をかけずに状況が1秒で理解できるわけです。”Is this your pen?” だと、「あ、Isから始まるから疑問形で、、、」とやっていると、頭の中がぐるぐるします。”Is this” を一括りにして、パターン化しておけば”Is this” ときた瞬間に英語として脳内で理解して「あ、何か私に聞こうとしてる」と瞬時に気が付くので、その後に続く内容に耳を傾けられるわけです。

この英語脳を鍛えるためにも、英語字幕の映画鑑賞は効果的です。

(2)英語のニュースメディアへの登録
New York Timesなど英語のニュースメディアが提供するメールニュースの登録をおすすめします。1日10分でも良いので少し背伸びした英語の記事を読み、わからない単語などは調べてみると良いでしょう。知らずに語集が増えていく上に、世界の情勢を日本以外の目線で知ることができます。また、例えばNew York Timesの”The Morning”メールニュースの最後には今日のレシピがついているので、新しいレシピのアイデアとしても楽しめます。

New York Times – The Morning (外部の英語サイトに飛びます)

3)アプリやオンライン教材の活用する
通学、通勤の隙間時間に英語の勉強ができるアプリもぜひ活用しましょう。無料のものも多いので、色々と調べてみるのも良いでしょう。私のおすすめはDualingoです。簡単なクイズ形式の学習アプリで、ゲーム感覚で英語の勉強を楽しみながら進めることができます。そのほか、オンライン教材も最近は色々とあるのでぜひ積極的に活用してください。

おうち時間で英会話レッスンなどもぜひ検討してみてください。

6. まとめ:英語がみるみる上達する方法

→STEP 1. 文法書は「マーフィーのケンブリッジ英文法」の初級と中級のダブル購入がおすすめです。

→STEP 2. 英語がみるみる上達するキーポイント:語集をとにかく増やしましょう。まずはイラストのある単語学習教材の購入をおすすめします。

→STEP 3. 日常会話のフレーズを自宅学習し、ネイティブのランゲージパートナーにメールや電話で使ってみましょう。

→STEP 4. おうち時間には、Netflixで映画を見ながら英語脳を鍛えたり、New York Timesのメールニュースを毎朝10分読んだり、隙間時間にはDualingoなどのアプリを使って英語漬けになりましょう。

→STEP 5. TOEFLの点数を上げたい方はとにかく公式の問題集を使って練習する事がポイントです。